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Alarms and Events

ライセンス最低価格: $378.00
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製品の概要

Alarms and Events for KEPServerEX は、コストの削減とパフォーマンスの向上に役立ちます。OPC Alarms and Events (AE) クライアントは、Alarms and Events から直接、プロセスのアラーム、オペレータの操作、情報メッセージ、追跡 / 監査メッセージの受信と監視を行うことができます。ユーザーは、装置の安全上の制限、イベントの検出、異常な状況など、定義されたしきい値に達したときにオペレータの注意を必要とするプロセスの領域を監視することができます。Alarms and Events は、故障した装置の特定、メンテナンス作業命令書の作成、オペレータの効率の向上のためにも使用できます。さらに、監査用にアラームおよびイベント情報を収集して記録するために使用したり、ほかの履歴データと関連付けて使用したりすることもできます。

Alarms and Events

Alarms and Events は、業界の先端を行く Kepware の接続プラットフォームである KEPServerEX 向けの高度なプラグインであり、このプラットフォームの無料の OPC AE サーバー インタフェースと連動して機能します。アラームの作成は、KEPServerEX 内の既存のタグを参照し、アラームとして使用するアイテムを選択する程度のシンプルな手順です。アイテムを選択したら、そのアイテムに対して条件と子条件を設定する必要があります。それにより、現在のデータ値としきい値を比較するトリガが設定されます。条件のトリガが満たされると、それに対応する Alarms and Events クライアント アプリケーションにアラームが送信され、アラームの入力、出力、確認に関する固有のメッセージがユーザーに提供されます。

リソース

パフォーマンス

アイテムの参照とインポート

KEPServerEX を参照して、テストに使用できるタグを探してインポートします。タグは、工場の特定の領域および装置を表すことができます。サードパーティの OPC DA サーバーや OPC UA サーバーを Alarm and Events で使用できるようにするには、OPC DA および OPC UA クライアント ドライバーを使用して設定します。

OPC AE クライアントでの包括的な重大度のサポート

重大度の値は、子条件の緊急性を示すものです。これは、特にプロセスのアラームと関連して、一般に "優先順位" とも呼ばれます。値は 1 から 1000 の範囲で、1 が最も低い重大度、1000 が最も高い重大度です。通常、重大度 1 は本質的に情報としてのイベントを表すのに対し、1000 は壊滅的なイベントを表します。

Alarms and Events での広範な条件のサポート

KEPServerEX は OPC AE における 9 つの 規格の条件をサポートしており、Alarms and Events での条件の計算と優先順位設定に柔軟性をもたらします。個々の条件には、一意の名前と一意の子条件セットが指定されます。

  • MULTI_LEVEL
    マルチレベル条件は、複数の子条件をサポートします。この条件は、ソースの複数の状態が対象になっており、条件の状態の推移を把握する必要がある場合に使用します。たとえば、温度タグで複数の温度が対象になっている場合は、この条件を使用します。HIGH_HIGH 子条件の優先順位が最も高く、LOW_LOW 子条件の優先順位が最も低くなります。
  • HIGH_HIGH、HIGH、LOW、LOW_LOW
    これらは単独レベルの条件であり、条件名と一致する子条件が 1 つあります。これらの条件は、ソースの 1 つの状態が対象になっている場合に使用します。たとえば、温度タグで 1 つの温度が対象になっている場合は、この条件を使用します。

    注記: 優先順位がより高い状態に HIGH_HIGH を使用し、優先順位がより低い状態に LOW_LOW を使用します。
  • ROC_HIGH、ROC_LOW

    この条件は、ソース データを静的または動的な ROC と比較します。たとえば、製品の出力を表すソース タグがあり、出力が 1 分あたり 100 ユニットを下回った場合にトリガする場合に、この条件を使用します。

    注記: 優先度が高い条件に ROC_HIGH を使用し、優先度が低い条件に ROC_LOW を使用します。

  • DEV_HIGH、DEV_LOW
    これらの条件は、ソース データの偏差を監視します。ソースの状態が、設定された制限の範囲外になると、条件がトリガされます。この制限には、パーセンテージまたは静的な値を指定できます。たとえば、電力消費を監視するソースがあり、電力消費が 100W ±20 % の範囲外になったら条件をトリガする場合は、偏差条件を使用します。

     

プロトコル

  • OPC Alarms and Events (AE)

ご利用いただける言語

  • 英語
  • イベント ログ データのサポート

    KEPServerEX では、標準機能として、イベント ログ データ (イベント) を OPC AE クライアント アプリケーションに提供します。イベント サーバーはランタイム モードおよびサービス モードで機能し、情報、警告、エラーの 3 つのイベント カテゴリをサポートします。このインタフェースには、Alarm and Event の条件も含まれます。

  • CSV のインポート / エクスポート

    タグ データを CSV (カンマ区切り値) 形式のファイルでインポートおよびエクスポートできます。CSV インポートおよびエクスポートを使用すると、任意のアプリケーションですばやくタグを作成できます。

  • OPC AE クライアントのフィルタ

    領域、ソース、イベント タイプ (単純および条件付き)、重大度、カテゴリでフィルタします。

  • ソースおよび条件の有効化と無効化

    通信領域、ソース、条件の有効化と無効化は、Alarms and Events ユーザー インタフェースから行います。

  • アラームの入力、出力、確認の定義

    アラーム確認ルールに加えて、アラームの入力、出力、確認に関する独自のメッセージを作成します。

定義

  • アラームは異常な状態、すなわち条件の特殊なケースの 1 つです。
  • 条件は、クライアントの対象になる、イベント サーバーにおける指定済みの状態 (または OPC DA サーバーの場合は包含されるアイテムの 1 つ) です。アラームは、単に条件の特殊なケースの 1 つであり、異常とみなされ特別な注意を必要とするものです。
  • イベントは、イベント サーバー、それが表すデバイス、およびその OPC クライアントにとって重要な、検出可能な事象です。イベントは、設定値の変更、情報メッセージ、ログイン、オペレータによるリクエストなど、条件に関連付けられる場合も、関連付けられない場合もあります。
  • 領域は、ユーザーが設定するプラント装置のグループであり、通常はオペレータが責任を負う領域に従ってグループ化されます。