製品の概要
CODESYS Ethernet ドライバーは KEPServerEX と連携して、CODESYS を利用する処理に接続します。CODESYS は、オートメーション業界の多数の PLC ブランドで利用されている PLC ランタイムおよび開発環境です。
CODESYS Ethernet ドライバーは特に、医薬品、食品飲料、パッケージングの各業界で有用です。こうした業界では、トレーサビリティ、モニタリングおよび制御、プラント全体の自動化などの多数の用途で、工場全体のコントローラからデータを取集する必要があります。
CODESYS Ethernet ドライバーにより、KEPServerEX は CODESYS V2.3 および V3 を実行するデバイスにシームレスに接続し、リアルタイムの産業データへの信頼性の高い安全なアクセスを提供できます。
リソース
パフォーマンス
- CODESYS V2.3 および V3 互換デバイスにリアルタイムのデータ アクセスを提供 (読み取り / 書き込み接続)
- CODESYS ゲートウェイをサポート
- デバイスおよびプロジェクト ファイルから直接の自動タグ生成をサポート
- インポートする特定のタグをブラウズ、フィルタリング、選択するためのタグ ブラウザをサポート
- シンボリック アドレス指定をサポート
- 配列と文字列をサポート
- バイト内ビットをサポート
- デバイス診断をサポート - CODESYS API とのシームレスな統合に基づき、接続に関するあらゆる問題の診断が可能に
- メディア レベルの冗長化をサポート
プロトコル
- CODESYS V2.3 Ethernet over ARTI
- CODESYS V2.3 via Gateway
- CODESYS V3 over ARTI
- CODESYS V3 over Gateway
リリース ノート
6.12.325
2022/06/23
- Added a new property that allows the symbols to be loaded to a local directory to avoid the overhead of symbol copy over the network on every connect attempt.
- Added support for CODESYS V3.5.18.0.
6.6.348.0
2018/11/14
- CODESYS PLC ハンドラ バージョン 3.5.13 を導入しました。
6.6.348.0
2018/11/14
- CODESYS PLC ハンドラ バージョン 3.5.13 を導入しました。
6.5.829.0
2018/06/19
- 応答時間が長くても V2.3 デバイスに接続できるようにするために、構成可能な要求タイムアウトを追加しました。
6.4.321.0
2017/12/13
- すべての機能を備えたタグ ブラウザを利用できるようになりました。これによりユーザーは、手作業で作成しなくても、サーバー プロジェクトにタグを追加できるようになりました。このブラウザは、「構成」インタフェースと「構成 API サービス」で利用できます。
6.2.429.0
2017/06/08
- V3 デバイスへの接続がサポートされるようになりました。
- V2.3 デバイスでのオフライン自動タグ生成がサポートされるようになりました。
- V3 デバイスを対象とした「デバイスの検出」がサポートされるようになりました。
- CODESYS ゲートウェイがサポートされるようになりました。
- ビット パッキング / バイト内ビットがサポートされるようになりました。
- 「ネットワーク アダプタ」プロパティへのアクセスを廃止しました。このプロパティは、CODESYS API からは選択できません。
- 次の V3 固有のデータ型をサポートするようになりました: Union、BIT、LINT、ULINT、LWORD、LTIME、WSTRING。
- IP アドレスに加えてホスト名を受け入れるように V2.3 デバイスを更新しました。
- シンボル ファイルの場所を構成できるように V2.3 デバイスを更新しました。
6.1.601.0
2017/04/04
- CODESYS ラン タイムをサポートするドライバーを導入しました。リリース時点で、このドライバーは以下の機能をサポートしています。
- V2.3 互換デバイスへの接続
- 配列を含む、CODESYS V2.3 データ型へのリアルタイム アクセス
- オンラインの自動タグ生成
- デバイス診断
- メディア レベルの冗長化
その他の技術情報
- CODESYS V2.3 の CODESYS シンボル ファイルの場所を設定する機能を提供
- CODESYS V3 のデバイス検出をサポート
- CODESYS V3 のデバイス パスワードをサポート
- 次の CODESYS V3 データ型をサポート: Union、BIT、LINT、ULINT、LWORD、LTIME、WSTRING