製品の概要
KEPServerEX 用 Custom Interface Driver は、実証済みの相互運用性をカスタム統合プロジェクトに迅速かつ容易に組み込むことができる理想的なソリューションです。その対象は、単一展開の小規模アプリケーションから、業界規模で展開するプロフェッショナル パッケージまで多岐にわたります。Custom Interface Driver は (通信ドライバーと同様に) KEPServerEX へのインタフェースを追加します。これにより、KEPServerEX と CID 適合ソフトウェア ソリューション (CID アプリケーション) の間で信頼性の高い安全な通信を行うことができるようになります。KEPServerEX は、OPC などの認定規格や Oracle、Wonderware、GE Intelligent Platforms、その他の業界をリードする製造メーカー向けのネイティブ インタフェースなど、多様なクライアント インタフェース経由でデータをやり取りします。現在では、Kepware が提供およびサポートするインタフェースを通じて、サードパーティ ソリューションがご利用の CID アプリケーションと連動し、CID アプリケーションを制御できるようになりました。
リソース
パフォーマンス
- "開発者の間で知名度の高い" 共有メモリ規格および構成を利用
- XML ベースのメモリ マップ定義をサポート
- メモリ アクセスのミューテックス ロックをサポート
- エラー チェックのタイムアウトをサポート
- 最大処理値を指定して過剰なブロックを回避
- 最大 2 GB の共有メモリを定義可能 (アプリケーション間のやり取りはこれのみ)
- ハンドシェイクを通じて処理の調整が可能:
- Windows API をサポートするすべての言語での開発が可能
- 次を含むすべての標準データ型およびデータ配列をサポート:
- Boolean、Byte、Character、Word、Short、DWord、Long、Float、Double、BCD、LBCD、Date、String、Array
- CID アプリケーションによる KEPServerEX プロジェクトの自動構成をサポート
- XML ファイルのインポートにより自動構成をサポート
- CID アプリケーション エラー コードに KEPServerEX エラー ログを統合
アプリケーション サポート
- DDE Format CF_Text and AdvancedDDE
- NIO Interface for iFIX
- OPC Alarms and Events (OPC AE) Version 1.10
- OPC Data Access (OPC DA) Versions 1.0a, 2.0, 2.05a, and 3.0
- OPC Unified Architecture (OPC UA) Clients
- SuiteLink and FastDDE for Wonderware
リリース ノート
6.8.796.0
2019/12/17
- Resolved an issue where the driver did not set the configured tag Scan Rate for tags imported from a file.
6.1.601.0
2017/04/04
- 指定した最小値を下回る設定にならないように、スキャン速度の下限プロパティを修正しました。
- 以下をサポートするようにドライバーを改良しました。
- 単一要素からのビット アクセス
- 配列からの単一要素アクセス
- JSON で読み込みエラーを発生させる、更新されたスキャン速度の下限に関する問題を解決しました。
6.0.2206.0
2018/06/11
- 配列インデックスとアドレス指定ビットのサポートを追加しました。
6.0.2107.0
2016/11/15
- スキャンを高速化するため、「スキャン周期」の最小値が 250 ミリ秒から 100 ミリ秒に変更されました。
5.21.235.0
2018/06/11
- スキャン速度の下限最小値を下げました。
- BOOL の代わりに bool を使用するとプロジェクトがロードされない場合がある問題を修正しました。
5.21.114.0
2017/03/20
- 「設定」デバイス プロパティ グループの「スキャン速度の下限値」フィールドについて最小範囲を 250 ミリ秒から 100 ミリ秒に減らしました。
5.13.191.0
2013/10/15
- Increased the maximum number of supported channels from 100 to 512.
5.8.109.0
2012/02/21
Fixed a failure to update String Array Tags.
5.3.118.0
2010/06/09
- Fixed issue where it was possible to get into an infinite loop when multiple writes are made in rapid succession to the same tag.
- 追加のツールキットが不要
- Windows API をサポートするすべての言語での開発が可能
- CID アプリケーションで次のことが可能:
- KEPServerEX がサポートしている規格とネイティブのすべてのクライアント インタフェースを利用
- KEPServerEX 用の高度なオプション (DataLogger、Advanced Tags など) や Kepware ソフトウェア アプリケーション (LinkMaster、RedundancyMaster、ClientAce など) を利用
- 互換性が実証されている Kepware OEM を直ちに利用
- Kepware の認定済みの OPC ステータスを利用
ドライバーとは?
KEPServerEX は、単なる
OPC サーバーを超えた、産業オートメーションと IoT のための接続プラットフォームです。KEPServerEX をダウンロードし、150 を超えるデバイス ドライバー、クライアント ドライバー、アドバンスト プラグインを含む Kepware のライブラリから、御社の産業用制御システムに固有の通信要件を満たすものを選択するだけです。
ドライバーとは、KEPServerEX が特定のデバイス、システム、その他のデータ ソースの接続要件を満たすことができるようにするソフトウェア コンポーネントです。ドライバーは、KEPServerEX のデータ ソースへの独自規格の通信をすべて処理します。クライアント インタフェースは、デバイスを監視または制御するアプリケーションへの OPC、独自規格、オープン規格のサポート対象接続すべてを処理します。
ドライバーのライセンスは、個別に、またはスイートで取得することができます。追加のドライバーのライセンスについては、接続のニーズの拡大に応じて適宜取得することができます。