パフォーマンス
- OPC 協議会の認証テスト ラボにより UA 1.02 規格のサーバーとして認証済み
- OPC 相互運用性ワークショップで主要な OPC クライアント ソフトウェアに対して定期的にテストを実施
- OPC UA のセキュリティおよびデータ完全性の機能には、データ暗号化のための Transport Layer Security (TLS)、x509 証明書による証明書ベースの認証、ユーザー名とパスワードを使用する基本認証が含まれる
- クライアントの同時接続を最大 128 台までサポート
- 参照可能な名前空間により、OPC UA Client は監視の必要なデータ ポイントを簡単に特定可能
- KEPServerEX 内での徹底したトラブルシューティングのために詳細な診断を提供
- OPC DA 1.0 および 2.05a サーバー向けに OPC トンネリングをサポートしており、OPC DA Client や KEPServerEX でサポートされるその他のネイティブ クライアント インタフェースにもリモート アクセスを提供可能
- 企業ネットワーク内、VPN 経由、ファイアウォールの内外、およびインターネット、WAN、LAN 全体で動作
- データ転送頻度については、定期的なポーリング間隔またはデータ変更時の例外レポートの使用をサポート
リリース ノート
6.8.796.0
2019/12/17
- Fixed a thread management issue that could result in a crash on some systems.
- Resolved an issue where the server could crash due to a socket closing while in use.
- Fixed an issue where the server reported BadSequenceNumberInvalid if the initial SequenceNumber was 1023.
6.7.1046.0
2019/06/18
- Added new OPC UA Security Policy (Basic256Sha256) for server endpoint definitions.
- Updated the default Endpoint Security Policy to (Basic256Sha256) by default.
- SecurityLevel for deprecated Policies in GetEndpointsResponse is now 0.
- Added Event Log message to warn user when the server fails to start due to an invalid certificate.
6.6.348.0
2018/11/14
- 名前や親を共有しているグループやタグが、クライアントからブラウズできなかったり、サーバーに追加されなかったりする場合がある問題を解決しました。
6.5.829.0
2018/06/19
- ノード ID の文字列に複数のセミコロンが含まれていると正しく解析できない問題を修正しました。
- AnonymousIdentityToken が NULL PolicyId に設定されたクライアントが、ステータス Status_BadIdentityTokenInvalid で拒否されていた問題を修正しました。
- システム クロックの時刻を進めるか戻すように設定したことでセッションまたはソケット接続が閉じられた後、UA 通信が再接続に失敗する場合がある問題を修正しました。
ユース ケース: Failsafe Controls
競争の激しい石油およびガス業界では、タイムリーで正確な現場データの必要性が重要になります。生産の最適化、将来の採掘のプランニング、埋蔵量およびガスのスポット供給の管理は、これまでになく重要性を増しています。Failsafe Controls 社は、適切な情報に基づいてビジネスの意思決定を下しながら、顧客向けに最先端のプロセス制御とオートメーション テクノロジを使用することで、プロセスにおける顧客のコスト負担を軽減しています。
Failsafe Controls 社の顧客である、石油およびガスの踏査と生産を行うある企業は、アウトソーシングしていたプロセス制御とデータ取得管理のオペレーションを社内に移行するために、大規模なオートメーションのイニシアチブに乗り出しました。その企業は、現場に関する専門知識を持つ、ルイジアナに拠点を置く Failsafe Controls 社に注目し、完全に統合された Web 対応の生産オートメーション システムの開発の支援を依頼しました。このシステムによって、現場のオペレータ、エンジニアリング チーム、ガス / データ収集チーム、地域の管理者と経営幹部といった主要な担当者が、個々の油井のリアルタイム データと累積データにアクセスできるようになります。すべてのチームと部門が傾向を認識し、問題のある領域を特定できるようにすることで、生産レベルを常に最適化できます。
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