製品の概要
KEPServerEX 向け Allen-Bradley Suite は、ユーザーの利便性を向上するために、複数の Allen-Bradley ドライバーを 1 つにまとめたものです。さまざまなプロトコルのネットワークをサポートしており、Allen-Bradley の幅広い PLC とモーション コントローラを HMI/SCADA、MES/Historian、ERP、IoT、および独自の OPC クライアント アプリケーションにシームレスに接続することで、インダストリー 4.0 と産業用モノのインターネットを実現します。
Allen-Bradley Suite が特に威力を発揮するのは製造業界で、製造プロセスの加工、アセンブリ、ロボット工学、パッケージング、マテリアル ハンドリングといった各段階では、さまざまな Allen-Bradley 製品がよく利用されています。
Kepware は、Rockwell Automation 社と長年にわたって良好な関係を築いています。これにより、KEPServerEX ドライバーは、従来および現在の Allen-Bradley 機器に加え、将来の Allen-Bradley 機器や新しいファームウェア バージョンにも確実に対応することができます。Rockwell Automation 社の PartnerNetwork Encompass Program に参加している Kepware は、Rockwell Automation アーキテクチャと高度に接続できる製品を提供する企業として高く評価されています。
リソース
パフォーマンス
- 何千ものチャネルやデバイス、何百万ものタグを接続できるマルチスレッド アーキテクチャ (1 台のサーバーで、1,024 のチャネル、チャネルあたり 1,024 のデバイス、デバイスあたり無数のタグを接続可能)
- シンボル インスタンス アドレス指定のサポートによる優れたパフォーマンスと最適化された通信、最大サイズが 4,000 バイトの CIP メッセージ、パラレル デバイス接続、CIP マルチリクエスト パケット、アレイの読み込み、物理プロトコル モードとシンボリック プロトコル モード
- 送信請求通信と非送信請求通信による柔軟なシステム設計
- オンライン Logix コントローラからリアルタイムで自動的にタグを生成、データの検出と統合が容易
- Logix デバイス ルーティングにより、ControlNet、DH+、EtherNet/IP、およびその他の仲介ネットワーク トポロジーのデバイスにアクセス
- 高度なエラー処理
- 高性能なデバイス通信とサーバー診断
ご利用いただける言語
- Simplified Chinese
- ドイツ語
- 英語
- 日本語
サポート対象デバイス
- Allen-Bradley Logix ファミリー: ControlLogix、CompactLogix、MicroLogix、FlexLogix、SoftLogix
- Allen-Bradley Micro 800 シリーズ
- Allen-Bradley PLC5 および SLC
- Logix、PLC5、および SLC 向けの Allen-Bradley ENI モジュール
- Smart SoftPLC、Micro SoftPLC、Hardbook SoftPLC
- ControlLogix Unsolicited 対応: CIP データ テーブルの書き込みを使用する ControlLogix デバイス
- Unsolicited Ethernet 対応: PLC-2 型コマンドを送信するようにプログラミングされた Allen-Bradley PLC
注記: 記載されていないデバイスはサポート対象外の可能性があります。完全なリストについては、Kepware までお問い合わせください。
サポート対象プロトコル
- EtherNet/IP
- DF1 全二重および半二重
- DH+ および DH485
- Logix ルーティングを使用した ControlNet
- シリアル RS-232 プロトコル対応のイーサネット カプセル化
スイートとは?
KEPServerEX は、単なる
OPC サーバーを超えた、産業オートメーションと IoT のための接続プラットフォームです。KEPServerEX をダウンロードし、150 を超えるデバイス ドライバー、クライアント ドライバー、アドバンスト プラグインを含む Kepware のライブラリから、御社の産業用制御システムに固有の通信要件を満たすものを選択するだけです。
スイートとは、KEPServerEX 向けのドライバーとアドバンスト プラグインのコレクションです。これらの製品は、お客様の便宜を図り、垂直業界別、デバイスのメーカー別、または業界での用途別に、スイートとしてバンドルされています。
追加のスイートのライセンスについては、接続のニーズの拡大に応じて適宜取得することができます。